'98年の末から'99年初めにかけて旅物語の皆さんと一緒に楽しい年末年始を過ごしました。その時の様子を簡単に紹介したいと思います。
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そもそも私は「とほ宿」なるものに泊まることすら初めてで、「常連さんだけが盛り上がってて居心地の悪い宿には泊まりたくないな」と思っていたのです
が、旅物語のホームページを見た感じでは初めてのお客さんでも分け隔てなく接してもらえそうな気がして、思いきって1人で8泊分の予約をしてしまいました。 |
いざ泊まってみると私の予想は大当たり!顔なじみの常連さんとも私と同じような初顔さんとも1泊目の夜の宴会ですぐに意気投合してしまい、翌日からは一緒にニセコのゲレンデに繰り出す事になりました。みんなで自由気ままに滑ったり、教え上手な人にコブの滑りを教えてもらったり、別の日には車で来ていた人にルスツまで連れていってもらったり、毎日いろんな楽しみが満載です。でも、せっかく1人でじっくり滑ろうと思ってきたのに・・・という人がいるかもしれませんが、もちろんそれでも構いません。私も9日間の滞在中1度だけモイワスキー場の安いスクールに1人で入りにいきました。それで、夜にはそれぞれ別行動した人たちの話を聞きながらお酒を飲むというのもまた楽しいものです。 |
スキーから帰ってきたら、オーナーの五十嵐さんの送迎で近所の温泉に連れていってもらえます。日替りでいろんな温泉に行けるので、自分の車がなくても温泉めぐりが楽しめます。遅くまで滑りすぎて送迎に間に合わなかった人は、歩いて3分のアンヌプリ温泉に行くこともできます。ゆっくり温泉に入ってスキーの疲れがとれたら、そのあとには美味しい夕食が待っています。はっきり言って旅物語の食事は
辺のペンションなんかよりずっと美味しく量もたっぷりあります。長期滞在の人は太り過ぎないように注意して下さい。その後は、みんなが持ちよったお酒を囲んでエンドレスの宴会に突入します。疲れた人や明日のスキーに燃える人がまず寝室に消え、あくびをしている人達が
1人ずつ去っていき、それでも元気な人達が飲み続けています。私も最初の数日は2〜3時ぐらいまで話し
込んでいたのですが、さすがに7〜8泊目ともなると12時には眠くなって退散してしまいました・・・。 |
そんな訳で長いと思った8泊9日もあっという間に過ぎ(大晦日にはみんなで近所のお寺に初詣に行って、除夜の鐘を撞かせてもらいました!)、仲良くなった人
達もそれぞれ帰路についたり、次の目的地に移っていったりしてしまいました。でも、住所やメールアドレスを交換したりして、東京に帰ってからも連絡を取ったりもしています。そしてまたいつか旅物語に行って、年
末年始を一緒に過ごした人達と再会したり、あるいはまた新しい人に出会えたり、そんな日が来るのが楽しみです。 |
これを読んだあなたも、ぜひ一度旅物語を訪れてみて下さい。 |