1:ゼファー400にゼファーχのリアカウル(テールカウル)は付けられるか? | |
一見すると綺麗に装着されているようですが。 |
シートとカウルの間に隙間があります。これはなぜか? 実はリアフェンダーとシートカウルはゼファーχ用なんです。 互換性は無いと知っていたんですが、とあるゼファー改造HPで「χ用カウル装着」のゼファーがあったので、小改造で付くと思ったのでした。 タンクと色を合わせて入手したので苦労の始まりです。 |
ゼファーχ用のリアフェンダー&テールランプ。 テールライトを止めるネジが3本です。 |
ゼファー用のリアフェンダー&テールランプ。 テールライトを止めるネジが2本です。 |
フェンダーをほぼ同じ位置に並べると、χの方はカウル穴位置が約2cm位後になっています。このせいでシート後部に隙間ができるとも言えるわけです。 |
χ用のリアフェンダー穴に合わせると、両カウルとも穴位置が後ろにずれる!と言う事は、カウルの長さはさほど変わらないと言う事なので、いすの長さが違うのか?単にフェンダー自体を取り付ける位置がχは前なのか? |
χ用フェンダーにχ用カウルです。 |
χ用フェンダーにゼファー用カウルを付けると上部にすきまが出来ますが違和感はありません。 ちなみに逆はピンが届かなくてちゃんとは付きません。 |
ではどうするか! A:χ用フェンダーを止めて、400用フェンダーを加工したらどうか。 --->400用フェンダー下部が切られた状態で来たので新たにフェンダー購入するのはちょっと。 B:χ用シートって400用より長いんじゃないの? --->それを狙って日夜オークションを見てます、2000円くらいでシート出ないかな? C:フェンダーを2cm前につけたら? --->いい案ですが、フェンダーに開けられる穴の余裕が2cmないのです。 現在は、シートカウルを前方に動かし、(合わせ穴は使わない)シートすきまが目立たない位置で置くだけにしています。 車検通れば良いけれど、カタカタ言うんだよね。 |
2:ゼファー400のクラッチケーブルはなぜよく切れる(切断)のか? | |
ゼファーのクラッチケーブル、エンジン側終端。 ひっかっける玉?の部分が上部にあり、ワイヤーケーブルは金具といつも接触している。この金具端部(角部)がワイヤを切断する。 ZRXなどは直接「玉部」を引っ掛ける構造では無く、円運動させない金具(アダプタ)が付いているので安心である(ゼファーの教訓かな?)。明らかに設計上のいい加減さだと思う。 ちなみに当宿に来たゼファーが、朝の出発で「クラッチが切れない」と言い出し、見事にケーブルが切れているのはこの部分である。 過去2例ほど出発できなかった。ロングツーリング時には、チェック項目である。 |
緑矢印が、設計上のケーブルライン。 赤矢印が、実際のケーブルライン。 |
3:ゼファー400(カワサキ)のセルが回りにくいときは | |
まずは当然見るのが電圧やセルモータ部ですが、思わぬ落とし穴が!それはスターター(セル)SWです。 |
上下2本のネジをはずし、横のツメを押さえながら引き抜くとケーブルガードと一緒に取れます。ただし、取れるときにセルSWの接点ばねが飛び出ると思いますので、無くさないように!(屋外でやると無くすよ) |
接点クリーナ等で綿棒を使って接点をゴシゴシ。 組み付けるときは、円盤状の接点を今まであった位置から90度でも180度でも回して組むと接触位置が変わってgoodですね。 |
組み付けるときは、ばねを入れSWをはめ込みんでから、ケーブルガイドをはめ込み、カバーに装着。 ガイドがきっちりはまってないと浮いた感じになり、ちゃんと組みつけられない。 どうです!びっくりするくらい快調に回りません? |
4:ゼファー400(カワサキ)のブレーキSWが点かない(接触不良?)の時は | |
ブレーキレバー握っても接触不良のようだ、きっとコネクタの接触不良だろう。----とコネクタ(圧着端子)をいじると治った!でも 数日すると同じ現象だな、端子いじると治るのに??? そんなカワサキ車は多いはず? |
SWを分解してみると、端子が直接金属板となって、接点やスイッチ筐体になっている。つまり、端子をいじると内部の接点をこする動作になり酸化皮膜や汚れが一時取れるというわけだ。 ただし、SWはノーマルクローズ(常時ON)だが、レバーを握らない時はSWは常時押されたことになっているので、圧着端子を動かしている時は接点は接触していない。 おかしい!接点は触れてないのにいじると治る?? |
ここで解明しよう!SWの機構側はばねの引っ掛けで金属板が2箇所接触(稼動部)している。(黄色は接点) 1つは右赤丸の筐体と接触、左の赤丸は接点棒を押す箇所。 この2箇所が接点以上に厳しい接触部(電気通過部分)になっている。ばらしてみたところ、右赤丸部にスパーク痕(焦げ)がありそこの接触不良によるものと推測される。 |
部品番号 27010 27010-170 スイッチ、ブレーキ これは消耗品として考えたほうが良いでしょう。 クリーニングするなら、接点よりも接触経路を中心に! |
5:ゼファー400のシートが外れない時は | |
鍵が回るのに、なぜかシートが外れない!こんな症状も多いはず! シートを開閉するシャフト先端のフックが、ガイド穴から外れている事が多いはずです。 開閉を繰り返すとシャフトがだんだん曲がってフックが外れやすい状態になっていないか、通常時にチェックしてください。 シャフトが曲がっていたら修正するのが必要です。 ただ、フックがかかっている樹脂が稼動するはずのガイドレール部分(金属)は柔らかく(強度不足で)変形しているはずです。 シート鍵を無理に回すとガイドが変形しスムーズに滑る事が出来ずに、シャフト変形の原因になるでしょう。 とあるHPで、鍵穴にCRCを入れたせいでは?ないかという回答があったが、ゼファーの場合は上記理由で設計ミスだと思います。 |
6:リヤサスのスプリング等交ばらし方 | |
まずはバネを縮めます |
止めネジを緩めます(かなり硬い) カバーをまず下(スプリング側)に下げ、ストップリングを外します。 |
ここまでは簡単にばらせますが、シャフト終端のネジが外れない! シャフトが外れないとバンプラバーが交換も出来ないぞ。 バンプラバー注文と思い、パーツリスト見たらショックってユニット交換だけなんですね、 |