***お断り***
このHPは個人の感想や主観で書いております、当方プロ並の技術もありませんので、素人の感想記としてお読みください。
細かい方や気分を害すると思う人は見ないでくださいな。
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バイクが大好きな宿主さんはとうとうスクートに手を出した。
ニセコと言えばパウダースノーで、スキーやボードのメッカである。
2005シーズンからニセコでも大きなアンヌプリ国際がスクート開放されニセコでも本格的に人気が出始めた!
2006シーズンはついにヒラフエリアまで開放!これで東山を除く全域がついに開放!

1:スクートって何?
厳密にはスノースクートは登録商標のようで、似ているハンドル付雪上滑走用具(長いな)により微妙に名称が異なっています。バイクボードやスノーバイクやスノーモトやら沢山あります。

流行の主役はINSANETOYS社jykk社のスクートで、両社はほぼ同じような構造のフレーム+板の構成で板の取り付けピッチが同じで流用が効くほどです。この2社が基準と思って間違いないでしょう。

国産メーカー(主に自転車のoem製造メーカらしい)も出てきましたが、今一歩と言われてました。しかし、INSANTOYSの輸入代理店さんがSUNNブランドで製造を始めた物はちゃんとしているようで、マニアの憧れマシンとなっています。


2:実売価格
入門機が5-8万円
中級機8-12万円
マニア機12万以上でしょうか。
スキーなどと違い、本体のみ(靴はいるけど)で済みます。格安スキー3点セットよりは高いですが計算するとさほど高いものでは無い?と思うかもしれません。
でもうちは貧乏民宿ですから、入門機やメーカー放出品しか買えません。


3:物はどんなの?
いわゆる一般民生市場で受け入れられるような製品と思ってはいけません(笑)。僕は組み立てしながらびっくりしました。スキーをやっている者が見たら、けっこういい加減に思える作りです。
フレームはmm単位で歪んでるし、板の仕上げもボードが出始めた頃のレベルに近いです。さらにそれを止めるのはスタッドネジなんですが、きっちり回して止めると滑走面がボコっと凸状態になります(除くGIANTとBS)。板の水平調整はゴムブッシュのつぶれ具合?で調整されるので(締結の常識から離れている気がする)、人の体重がかかったらブッシュは潰れてナットへのテンションが無くなるので、ネジロック剤を使わないと緩む構造になっております!(締結についてはココココを参考に!それにしても重要な部分なのにロックタイト類に頼りすぎるのはどうかと....。)
僕は札幌のお店が出しているパーツ類を使ってちゃんと締結できるようにし、間隔調整(スペーサを挟む・シム調整)もしています。(用途的にトラブルが怖いので)
これからの進化を見届けましょう。(ここ最近の機種で高価なものはかなり良い精度らしいです。そのうち板を金具とかで固定しフレックスが生かせる物も出てくるかもしれません)
でもせめて調整スペーサくらい付属しないかな?となぜ誰も言わないのだろうか....それとも最近の機種は付属しているのだろうか。


4:どこで売ってる?
開発の関係で、スキー&ボードショップ主流ではなく自転車屋関係のお店が多いです。
組み付けも自転車パーツ流用のため、手馴れているのでしょう。
あとはバイク屋さんやマリンショップなどの扱いもありあます、専門店も出来始めました。
微妙な調整が面倒なら信頼できそうなお店で買ったほうが良いかと思います。ネットなどで個人調達しても調整は出来ますが教材ビデオなどを見ながらしたほうが良いでしょう。
ちなみに僕は楽しく滑れれば良いので、調整も厳密ではありませんし、自己流です。特にどこかの店の常連ではありませんので安心して?みなさん遊びに来てください。


5:楽しい?
僕は今のところめちゃ楽しいです。
スノーボードに挫折した僕ですが、こいつは簡単です。
ただスキーが上手い人は、カービングの切れに差がありますので(スクートの板性能向上中ですが)やってみて「つまらない」と止める人が居るのも否定はしません。スクートを極めた方はさすがに上手いのですが、最近のカービングスキー性能で簡単に得られるカービング中の横Gに追いつくにはもうちょっと時間がかかりそうです。
まあ元々スキーの滑りから派生したわけでなく、BMXから生まれたものですから目指すものが違うのかもしれません。でも雪上滑走物ですからスキーヤーに受け入れられそうな製品が生まれないと、そのうち嫌われるでしょうね。
とにかく安全第一で!絶対保険に入りましょう!!
 
ニセコのお泊りは是非当宿へ!
ニセコ旅物語HP